ワンちゃんたちへのオーラルケアに寄り添う予防ケア
あっという間に、2019年の年末の28日の夜、、、忙しかった12月も、ようやく走り抜けて、ちょっとひと息ついて、ブログ画面とにらめっこしていますが、正直、「時の経つのが、早すぎるんじゃない?」と、ひとりツッコミをしたくなる程の、感覚に襲われています。笑
そんな投稿の記事を書いている隣で、気持ちよさそうに寝ているうちの犬を眺めながら、、、たくさんのワンちゃんの事を思いだしています。
4月に、ワンちゃんの口腔内の予防ケアに携わるお仕事を始めて、8ヶ月が過ぎましたが、本当に多くのワンちゃんと飼い主さまとの出会いがありました。
ワンちゃんたちのお口のニオイに関する相談や、歯石や歯垢の汚れに対する様々な悩みについて、ご相談を頂いたり、またシニアのワンちゃんの口腔内ケアで、高齢によるリスクで麻酔をしての治療が受けられず困っていた飼い主さま、また動物病院からも、「ワンちゃんの年齢的に治療に対する負担が大きいので、口腔内のケアは諦めてください。」と言われ、途方に暮れていた飼い主さまからのご相談など、本当に100頭居れば、100通りの様々な悩みやご相談の中で、「麻酔をしない歯石取りケア」を選択して頂き、ワンちゃんの負担を最小限に考慮しながら、心を込めて丁寧にケアをさせていただきました。
一方で、これまでたくさんのワンちゃんのケアを行なって来ましたが、、、この写真のワンちゃんは、歯垢や歯石が溜まっているだけでなく、酷い歯肉炎で歯ぐきが腫れあがり、痛みと出血も酷かった為、予防ケアの範疇を超えていると判断して、動物病院での治療に繋げたワンちゃんです。
このワンちゃんと関わる中で、もっとワンちゃんのケア健康に繋がる予防ケアを推進していく為には、どんな取り組みをして行けば良いか、また、それを通じてワンちゃんと飼い主さまにとって、より良い共生生活を送る為のお手伝いが、どのようにが出来るだろうかと考えた時に、やはりもっと専門的な知識に基づいた技術の向上がより必要だと感じました。
いわゆる実際の経験としてのワンちゃん歯石取りケアの技術的な力量は、もっと磨いていくことはもちろんですが、、、
ヒトのデンタルケアにおけるクリーニングケアとして、「PMTC」=プロによる機械的歯面清掃 という技術があります。
<PMTC>
P=プロフェッショナル(専門技術者)
M=メカニカル(機械的)
T=歯
C=クリーニング(清掃)
M=メカニカル(機械的)
T=歯
C=クリーニング(清掃)
僕自身が行う範疇は、あくまでも治療ではなく、「予防ケア」の範疇の中での事ですが、、、ワンちゃんに対する具体的なクリーニングケアを、より効果的に出来る為には、このようなヒトの専門技術・知識を学び、それを踏まえて応用した、ワンちゃんのオーラルケアの方法をもっと研究しながら行っていく事が重要と捉えて、これからも更に進めて取り組んでいきたいと考えています。
この「PMTC」<的>な技術の学びと共に、更にクリーニングした後の歯周環境にアプローチ出来る、添加物の少ない、そして効果が高い、何かジェルのようなものが無いか、ずっと探してましたが、、、ペット東洋医学の権威である先生が監修、獣医師チームが開発した、ワンちゃんのカラダに優しいデンタルジェルがあるとの事にて、販売代理店として、ベスティーズで取り扱う事となりました。
このジェルは、鶏卵抗体(IgY)=いわゆる歯周病菌のワクチンの作用あり、、、を含有する卵黄が配合されていて、歯肉の炎症、出血を抑制して、歯周病菌群の増殖を抑える効果が期待されるものです。
また歯肉の炎症を抑え、痛みを軽減する、山梔子(クチナシ)エキスと、抗酸化と抗菌作用のある褐藻エキス(フコイダン)も含有されています。
これを歯肉にある歯周ポケットに塗布するだけの簡単なジェルとして、歯石取りケアの時や、歯磨きケア後に使えるので、今後の更なるワンちゃんの口腔予防ケアのアイテムのひとつとして活用していきたいと、思っています。
このジェルにご興味がある方は、気軽にお問い合わせ頂けると嬉しいです。
ワンちゃんたちの、お口の環境が健康に保たれ、いつまでも元気な姿で、飼い主さまとずっと寄り添って生活ができるように、、、そのお手伝いをこれからもし続けていくことを、新たに誓いながら、明日の歯石取りケアを頑張って行きたいと思います。
0コメント