お試しケアで・・・

前回の投稿に引き続き、「DCキャッスル」様でのイベントで、歯石除去のお試しケアで出会った、とってもカワイイ!!ワンちゃんたちの写真を撮らせてもらいました。

歯石除去ケアのお話をイベントに来られた皆さんにご案内しながら、1頭2本まででしたが、お試しケアをさせて頂きました。

飼い主様のお話を聞くと、ワンちゃんによっては、毎日歯磨きケアをしているが、なかなかきれいにならず、特に奥の歯に歯石がついてしまい、綺麗にならない、というお話や、なかなかお口を触らせてくれないから、歯磨きガムで行っている等のお話もあり、飼い主の皆さんが、口腔ケアに対する認識はあっても、どのようにすれば良いか分からない、という声も多く聞かれました。

歯石除去ケアは、病気の前の「未病」という観点から、歯槽膿漏などの原因と言われている口腔内の細菌が繁殖し、それが石化したものが「歯石」となるのですが、それを取り除くことによって、口腔内の細菌の繁殖を抑え、口腔内の健康を保つための一助としておこなうものであり、決して「治療」ではありません。

歯石除去ケアは、いわゆる「ヘルスケア」のひとつのアプローチとして行うものです。

一方で、歯石さえ取れば、歯周病すべてが良くなるというものではありません。すでに歯周病になっており、歯槽膿漏になっている状態で、いくら歯石を取り除いても、しかるべき口腔内の「治療」を行わなければ、口腔内の状態は一時的には良くなったように見えても、治るといったことはありません。

私自身がいつも、この歯石除去ケアを行う上で心がけていることは、ワンちゃんの口腔内のケアをすることで、病気になる可能性を少しでも減らすための「予防ケア」の立場で行わせてもらっているということ、そして、このアプローチを通じて、治療ベースに乗せる必要があるワンちゃんがいるならば、一刻も早くしかるべき獣医師さんに繋いでいくためのアドバイスを、飼い主様にお伝えしていくこと、それが、この「予防ケア」に関わらせていただく私自身の一つの大きな役割だと考えています。

ワンちゃんとの関わりは、ひとの人生と比べても、とても短いものではあるのかもしれませんが、少しでも永く飼い主様と寄り添うことができるための、大事な「健康」を守る・・・そのために全力で取り組みたいと、いつもそう思っています。

ワンちゃんの口腔ケアの仕方、歯磨きに慣れるための方法など、単に歯石除去ケアだけでなく普段のケアの仕方なども、ワンちゃんの状況や性格を見ながら、お伝えしていきますので、お気軽にお声掛けくださるとうれしいです。



BESTIES(PET ORAL CARE)

ワンちゃんの口腔ケア(麻酔をしない歯石取りケア)のお店です。オールハンドで丁寧なケアを心がけてます。

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