それって、歯が、、、
台風もようやく過ぎて、更に蒸し暑い日が続いてますが、、、
ワンちゃんたちにとっても、この暑さと湿度は、かなり厳しいものだけに、僕も含め、ワンちゃんたちの生活環境は留意したい毎日ですね!
そんな中でも、たくさんのワンちゃんたちの口腔内環境をケアすべく、訪問させて頂いております。
先の写真のワンちゃんも、スッキリ口腔内のケアができ、僕自身も、嬉しく思っています。
さて、今日の話ですが、、、
小型犬から超大型犬まで、いろんなワンちゃんたちのお口の中で、意外と多い歯の状態が、下の写真になります。
(上の写真と下の写真のワンちゃんは違うワンちゃんです。)
写真でアップしている奥歯の真ん中が、一部黄色になっているのが、お分かりでしょうか?
この状態は、どんなことになっているか、というと、、、
歯の表面の硬い部分であるエナメル質が割れて、歯の中層である象牙質が剥き出している状態です。
先日、別のワンちゃんの歯石除去ケアをした際にも、奥歯のエナメル質が割れて、剥き出しになってました。
こういった歯の状態を「破折:はせつ」といいますが、どうしてこういった状態になるか、というと、、、、
実際には様々な原因が考えられますが、例えば硬い木や金属、また、硬いおやつ(例:ヒマラヤンチーズ)と言ったものを、ワンちゃんの遊び道具として長時間かじった結果、歯が割れたり、折れたりしてしまうことがあります。
一度割れたり折れたりした歯は、元には戻らないので、安易に硬いもので長時間遊んだり、おやつを長持ちさせるために硬いおやつを与えるのは、特に注意が必要です。
更に、上の写真のように、象牙質が剥き出している状態だと、象牙質はエナメル質とは違い、ザラザラした状態なので、歯垢や歯石が非常に付き易くなってしまいます。
こういった状況も、ワンちゃんによっては、見られることから、日頃のケアもそうですし、早めの歯石除去ケアをしていくことをオススメしています。
ワンちゃんにとって大切な歯のケアを一緒に考えながら、ワンちゃんたちの健康を守って行きたいですね!!
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